設定その1

気がついてみれば。肝心の「東京マジカルボーイズ」について何にも書いていないじゃないですか。これはいけません。何故ってここは「東京マジカルボーイズ」企画日記。なので今日はきちんと書きます。まずは大まかなところから。

―設定その1―
『魔法使いが男の子だっていいじゃないか』

「男の子達が主人公の魔女っ子ストーリー」があったらおもしろいんじゃないかな?と思ったのが企画のきっかけです。
元来、「魔女っ子」と言えば女の子向け、「ロボット」と言えば男の子向け、と、割とはっきりとジャンル分けがされてきました。でも昨今、その境界線は曖昧になりつつあります。男性も女性も大人も子供それぞれを楽しむようになってきました。「女の子が主人公のロボットストーリー」だってあります。もちろん、男の子が主人公の魔法ものが今までなかった訳ではありません。でも、それらは戦隊ヒーロー(特撮)だったり一部特定女性向けなどです。
私達が企画したいのは、可愛かったりカッコ良かったりする、私達が子供の頃から見てきた「魔女っ子」の男の子版なのです。
魔法使いサリー」や「魔女っ子メグちゃん」や「おジャ魔女どれみ」などの万能魔女っ子。「魔法のプリンセスミンキーモモ」や「魔法の天使クリィミーマミ」などの変身魔女っ子。「キューティハニー」や「美少女戦士セーラームーン」、「二人はプリキュア」などの戦う魔女っ子、など数々の名作魔女っ子があります。これらの主人公たちが男の子だったら……と仮定すると、さまざまな可能性が広がり、新しい世界観が生まれるのではないかな、と、思うわけです。